COGY(コギー)とは

COGY(コギー)とは

自転車のようにペダルがついた「足こぎ車いす」

コギー(旧名称:プロファンド)とは、自転車のようにペダルがついた「足こぎ車いす」です。
車いすにペダル?足が思うように動かせないから車いすを使うのにペダルをどう漕ぐの?そう感じた方も多いのではないかと思います。
私たち人間には、脳や脊髄の中に歩行機能の神経回路があります。何かしらの疾患が原因で歩行に障害を抱えた方は、この神経回路が動かなくなっています。しかし、足こぎ車いすにのってペダルを漕ぐことによって、足から感覚情報などが脊髄に伝わり、脊髄反射がおこります。あるいは、脊髄の中にペダルを漕いだり歩行したりするための歩行中枢のようなものがあって、これらがうまく刺激されます。

足が動く秘密は、このカタチ

このような反射や刺激によって、普段は動かない足が動くのであろうと考えられています。つまり、脊髄内の反射弓(反射の神経回路)や歩行などのリズム運動を発生させる脊髄の神経回路網を含む中枢性神経回路網がペダルを漕げることに関与している可能性が大きいと考えられます。
足こぎ車いすは、失ったと思い込んでいた「力」が自分の体にちゃんと備わり続けていると気づかされ「あきらめが希望に変わる」を “実感” “共感” “体感”した応援者たちによって支えられている車いすです。

※麻痺した足でペダルをこげる理由については完全には解明されていません。
※東北大学医学部の半田康延教授(当時)の仮説により上記を記しています。

もう一度動ける可能性を、あなたに。

▼動画をクリックしてご覧ください。

PAGE TOP